CREAMとMOUNTAINを足して２で割ったようなこのバンド。わずか3枚のアルバムを残したのみで解散。JACK BRUCE以外は再びMOUNTIANに復帰してしまいました。FELIX PAPPALARDI 対 JACK BRUCE の因縁を感じてしまいます。その最後のライブアルバム。 UK RSO Original
とにかくJACK BRUCEのバカテクが遺憾なく発揮されたアルバム。力が入り過ぎて、空回りしてるきらいはありますが。クリーム時代の名曲"POLITICIAN"も、よりcreativeなベースラインで演奏されています。また"POWERHOUSE SOD"では、これでもか！といわんばかりの乱れ弾きです。クリーム時代より、ベースのトーンが高いようで、まるでLESLIE WESTとのTwin Guitarsのような印象です。もっともMOUNTAINにおけるPAPPALARDIも同じようなスタイルでしたから、その影響もあるのかも。
クリーム時代、CLAPTONはこんなバカテクBASSISTとアドリブするのは大変だったでしょうね。クリームのLIVEを聴く時はいつもそう感じます。小生はクリームを聴く時には、BASS, DRUMS, GUITAR の順で注意して聴いてしまいます。CLAPTONの大ファンなんですが、クリームの時だけは別ですね。再結成コンサートではCLAPTON以外が長期間第１線から離れていただけでなく、BRUCEの体調もひどく、CLAPTON BAND になってしまっていた感がありますが。それでも他のバンドの再結成ライブよりは、はるかに素晴らしい演奏でした。
