うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

アナログ開眼(オーディオ遍歴2)

ブログの体裁変えてみました。今後もきまぐれで変えるかも。
さて、つづきのバカ話です。オーディオできる環境になって、ビクターSX700を購入。その後ダイヤトーンDS1000Cを購入。自分なりには楽しんできました。

このスピーカーからはじめてエージングということを学びました。しかし、何かつまらん。CDのソフトが増えない。情報量というか、「おっ!こんな音が入ってた。」とか、「シンバルの音が・・」みたいなことばかりに気をとられてた。 当時CDは「音がボケてるのにキツい。」という感じだった。興味ははやりかけてきたのAV(アダルトじゃないよ)に向いていた。そんな時ケンウッドKP9010に出会う。「おっと。ええ感じや。値段も手頃やし、最後の記念に買っとくか」と思い、マンション引越しのドサクサに紛れて購入。昔はトランスが必要なため、手も足も出なかった DENON103もめでたく同時購入。昔購入したレコードや復刻された新品レコードを聴き始めた。音楽を聴く時間がなぜか増えてきた。シェルやカートリッジを交換すると、おもろいように音が変わる。昔の感覚が戻ってきた。そうするうちにイギリスのGoldring のカートリッジに出会い、その瑞々しいサウンドに心が動いた。「UKロック好きのオレにはイギリス製がいいんだ。」と短絡的に思い込み、大英帝国製オーディオを物色し、デザイン、価格面で満足したROKSAN RADIUS 3 と OJAN 5を試聴もせず購入。


「これぞBritish、大味なアメリカとは一味違うよ。」と一人悦に入ってました。でも、RADIUS 3 は今考えても、カッコいいプレーヤー(音もエネルギッシュでいい)だったな。もう一度買いなおしたいくらいです。OJAN 5は何か今見ると墓石みたいや。なんでいいと思ったんかな??
調子に乗りやすい小生は1年かそこらで発売されたばかりの N.A.S. Spacedeck に乗り換えた。その半年後にはLinn のLINTOまで購入。思い込むとどうにもとまらないんですよ。

ステレオサウンド」誌にいとも簡単に影響されるお調子者です。特に同じような音楽の好みを持つ故朝沼予史宏さんには影響されましたよ。この時期気分は「プチハイエンダー」ってとこでしょうか。大した音も出せてなかったくせに。「音場・空間表現」といった語彙を学習しました。(つづく)