久しぶりに政治家が真っ当な意見を述べられていた。
東京生まれの東京育ちが多い2世政治家だらけの中、森山氏の意見は貴重だ。
小泉・竹中体制以降、この国は停滞したままである。
非正規雇用が横行し、若者の将来が見えなくなった。
儲かったのは大企業の幹部、人材派遣会社である。
「子育て支援」がさかんに叫ばれるが、小泉・竹中体制以前の雇用体制にすればいいことだと思う。
マスコミも東京中心で、東京の視点でした、ニュースを作らない。
食料品の値上げで東京の消費者、スーパー、飲食業者が困っているというニュースはもうたくさんだ。第1次産業の生産者が一番困っているんです。
「米を作らず、小麦を作ればいい」というバカなことを言い出すマスコミ人もいた。
「安ければいい」という近視眼的発想にもうんざりだ。
今日、「人・モノ・金」を右から左へ動かす職種の収入が一番高い気がする。東京のような都会では、そのような人が多いのではないだろうか。
その結果、第1次産業が低く見られる。まあ比較的第1次産業に従事する人が多い地方を「田舎」といってバカにする。
これではこの国の将来が危うい。