うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

DL102の接続方法

"BASIE ROARS AGAIN" は東京サウンドのオイルダンプアームに装着したモノカートリッジ DENON DL102で再生していますが、4ヶ月くらい前から接続方法を変えています。

DL102はMCカートリッジとしては出力が3mVと高く、これまではSG520のPhonoに直接入力していました。それで十分に音量は得られましたし、特に不満を感じていませんでした。というより、10数年にわたって直接入力してきていました。現在SG520にはSMG212, AC4000,東京サウンドオイルダンプと3本のアームが接続されているので、昇圧トランスのFRT-4をセレクターとしても活用しないと、Phono入力が2系統のSG520では対応できません。4ヶ月まではDL102をFRT-4に接続してはいたのですが、昇圧トランスを経由させず、PASSを選択していました。ある時、昇圧トランスを経由させたらどうなるかな?と興味半分でインピーダンスのスィッチを動かしました。ロー・インピーダンスではもちろん使い物になりません。しかし、100Ωを選択すると、何と低域も豊かになり、これはいけるではありませんか!DL102がより図太いサウンドに生まれ変わり、その素晴らしさを再認識しました。そしてFRT-4が便利なだけでなく、素晴らしい性能を持つトランスであることもよくわかりました。