うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

マルチアンプシステムその後

ショップから借りていた Exclusive M4aは導入を見送り、CSEの電源安定化装置 TX-2000XNがマルチアンプシステムに残った。この間、いろいろ電源ケーブルを抜き差ししたり、TX-2000XNを導入した関係で、位相が狂っているとショップのオヤジさんから言われた。僕としては一応確認しながら、M4a設置以前の状態に調整したつもりだったのだが・・・いやはや未熟で恥ずかしい。チャンデバのレベルと位相は LOW(-3dB 正),MID(-13dB 逆),HIGH(-12dB 逆) となった。もっとも375のユニット側はSPケーブルを逆相接続していますから、結局は正相でしょうか。

アンプの布陣は JBL SG520(PRE), JBL SE400S(LOW) ,ACCUPHASE P-300X(MID), MARANTZ SM-17SA(HIGH) というふうに変化なし。P-300Xのレベルは-12dBに設定してます。

これは残留ノイズを軽減するためです。375は能率が高く、残留ノイズを軽減するためにはパワーアンプのレベル調整ができることが肝要です。M4aを断念した理由の一つでもあります。CSEを導入して、少し残留ノイズは減りましたが。プリ、チャンデバの電源を切っていても残留ノイズの量は変わらないので、原因はパワーアンプです。
借りていたM4aは濃厚なサウンドで好みなんですが、熱いのと、レベル調整ができないため、残留ノイズが増えるという欠点がありました。もっともP-300Xのほどほどに透明感がありながら、さほど薄味にならないサウンドの良さも再発見できました。またマルチアンプシステムのパワーアンプ選びはネットワークシステムに使うアンプとは違った視点で考えるべきかなと思いました。375にはハイパワーでありながら、低歪で、レベル調整できるパワーアンプがいいかなと思いました。AccuphaseのP-500あたりが面白いかもしれません。