年末にバド・パウエルのアルバム2枚を聴きました。
僕の好きなアルバムです。
まずは"PIANO INTERPRETATIONS"
Norgran の恐らくオリジナル盤ではないかと思っています。好不調の波が激しいパウエルにしては落ち着いた状態でプレイしていると思います。
George Duvivier(bass), Art Taylor(drums) という気心の知れたメンバーとの共演の影響もあると思います。
僕は控えめながらツボを得たテイラーのプレイが好きです。
もう一枚は "TIME WAITS THE AMAZING BUD POWELL"
Philly Joe Joned (drums)との唯一の共演作です。
Sam Jones(bass)とメンバーは揃っています。
いかんせん、パウエルの調子が今一つな気がします。フィリー・ジョーのドラムスが
合わなかったというか、前に出すぎているんでしょうか。
僕はこのアルバムはフィリー・ジョーのドラムスを聴くのを主目的にしています。
そう考えれば、結構いいアルバムだと思うんですが。
パウエルにはやはりアート・テイラーがよく合うんでしょうか。
いつものハークネスのシステムで聴きました。
モノラル用の GE-RPX triple + FR64S で、プレーヤー以降は同じです。