うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

ナイトクラブの奥村チヨ /奥村チヨ

1970年、いわゆる「恋の3部作」でブレイクした後の京都「ベラミ」でのライブ盤。
コンサートホールではなく、ナイトクラブでの録音というのが、珍しい。


考えてみると、多くのジャズの名盤ライブはいわゆる「ジャズクラブ」という小規模な場所で録音されているので、歌謡曲のライブ盤をナイトクラブで録音するというのは合点がいきます。可愛らしいお色気を振りまきながら、ジャズバンドの演奏に乗せて軽快に唄っています。京都らしく?お座敷小唄まで唄っています。チヨさんが歌の途中で、酔客にマイクを向ける場面があって面くらいますが、これも時代を反映しているのでしょうか?
今となってはなかなかできない企画かと思います。それにしてもお色気だけでなく、素晴らしい歌唱力ですね。