うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

ステレオサウンド No.181

つまらなくなったと思いながら惰性というか、何となく買ってしまうオーディオ雑誌「ステレオサウンド」。そもそも雑誌でこんな重くて、高価なものが他にあるんだろうか?と悪態のひとつもつきたくなります。

年末ですから、恒例のステレオサウンドグランプリです。評論家陣もだいぶ様変わり。菅野沖彦氏は昨年に続いて病気療養中?上杉佳朗氏が亡くなり、今年は和田博巳氏と小野寺弘磁氏が新たに審査員に加わりました。
僕は故井上卓也氏、長島達夫氏、そして朝沼予史宏氏が好きでした。古いところでは岩崎千明氏でしょうか?長岡鉄男氏も好きでしたよ。
全般に審査員も小粒になってきた気がします。こうなったら、BASIEの菅原正二氏に審査員になってもらうのもいいのではないでしょうか?
現に、最近はステレオサウンドで何かとBASIE・菅原氏絡みの記事が多いですよね。このたびも菅原氏選曲の " A DAY AT JAZZ SPOT BASIE" 2枚組SACDステレオサウンドレファレンスレコードとして販売されるようです。
個人的には小野寺氏の今後の切り口に期待しています。ちょっと音楽の専門用語を多用しすぎるきらいはありますが、朝沼氏の後継者になってくれるのではないかと思います。
さて、読むべきところは少ないですが、気になった製品が2つ(いや3つかな)ありました。

フランコセブリンの小型SP。グッときましたね。価格はスタンド込みで110万!サイズからすると、高価ですね。年をとってくると、ほどほどの音量でこういう上質なSPで聴いてみたいです。

Auraの新型CDとプリメイン。特にプリメインはVA50の再来を思わせます。フォノイコも内蔵し、12万はお手頃。CDも同価格です。
マルチをしたり、ヴィンテージ製品を使っていると、ふと新しい製品でシンプルなシステムを組んで、気楽に音楽を聴きたいと思うことがままあります。