うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

Ortofon SPU-AE

SPUと言えば、「Aシェルに限る」とか、「今のSPUはだめだよ」といった発言をよく耳にするのですが、これだけは経済力と縁があってのことなので、そう簡単に理想的な個体に出会うことはできません。先日オークションで入手したハーマン時代のSPU-AE。


目で見る限りは針先も余裕があるし、まずまずの状態。当方はAシェルを使ったことがなく、それ用のRMAとかのアームも所有していません。仕方ないので、SME3009を使うことに。FR64用の穴を空けたトーレンス124用のアームボードが1枚遊んでいたので、Aシェル用にオーバーハングを合わせるべく前方に再び穴を空け、FR用の穴を何とか埋めて、再塗装しました。不細工な仕上がりですが、実際さほど明るくないリスニングルームではほとんど気になりません。

この個体の肝心の音ですが、まだ断言できる段階ではありません。Gシェルよりはカチッとした鮮度の高い音という感じです。反面キツく感じることもありますが。
まだまだこれからです。