香川県の西端、ＪＲ箕浦駅のすぐ横にある「上戸うどん」。目の前は燧灘が広がり、ロケーションも抜群です。
最近めっきり少なくなった太麺がよく話題としてとりあげられます。麺が旨いのはもちろんですが、僕はここの出汁が大好きです。地元伊吹のイリコを使い、僕好みの少し濃い目の味付けが太麺によくマッチします。古き良きさぬきうどんを再現しているお店とも言えるのではないでしょうか？メニューは「かけ」と「ぶっかけ」のみです。「釜玉」はしてないので、有名なわりに県外客もさほど多くありません。話が飛びますが、県外客の「釜玉」好きは笑ってしまいますね。先日も、若い４人組の県外客が「釜揚げ・釜玉」を出さない高松市の「中西うどん」で、生卵を注文し、テボでゆがいた麺に生卵を入れて無理やり「釜玉もどき」にして食べていました。「中西」の極上「かけ出汁」を味わわないとはかわいそうに！ま、人それぞれ勝手に食べればいいことなんですが、そこまでしなくてもと思った次第です。また、「釜玉・釜揚げ」は客の流れが悪くなるので、個人的にはやめたほうがいいのにと思うお店も多いのですが。
天ぷらも手抜きなしの仕上がりです。
