うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

赤松食堂

高松市塩江町の「赤松食堂」に行ってきました。

「旅館」の表示もありますが、現在旅館を営業されているかどうかは、わかりません。

昔、特に戦前は塩江温泉もにぎやかで、歌劇団をかかえている旅館もあったそうです。

また塩江温泉に鉄道も通じていました。

店内の様子

お品書き

「中華そば」とならんで「ちゃあどん」もこちらの名物です。

ガラスケースには「いなり」などが入っています。

小上がりもあって結構広いです。大テーブルで食べるお客さんが多いようです。
ゆったりと落ち着く空間です。

「中華そば」を頼みました。

懐かしい感じの見事な具材の配置です。美しい!

鶏ガラベースで、イリコの味もしますね。

あっさり、スッキリしながら、コクがあります。

また焼豚もこちらの名物です。厚みがあって、柔らかい感じなんですが、しっかり肉らしい食感があります。これぞ中華そばの焼豚といった感じです。

最近のラーメン店の焼豚はトロトロなだけで、肉の旨味を感じないものが多い気がします。

いなり

これまた甘めの味付けで旨いんです。

こちらは大将と女将さんの2人で切り盛りされています。実に家庭的な雰囲気で、マイペースで営業を続けられておられる印象です。お店の佇まいも含めて、穏やかな気分で過ごせる文化財のような名店です。

ご馳走さまでした。


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真アジ(平アジ)

「河西鮮魚店」で丹後産の大型の真アジ(平アジ)を買いました。

35cm、500g以上ありました。

3枚におろし、仕分けしました。

造り、タタキ用は5分ほど軽く塩をして、サッと酢で洗い、ペーパータオルでキレイにふき取り、食べるまで寝かせます。こうすることによって脂が少ない時期でも脂が滲み出て、旨味も凝縮されます。食感、味は生とほとんど変わりません。言われなければ「生」と思う人がほとんどだと思いますよ。

脂の乗った時期の地物の活かったアジなら、こんなことをする必要はないと思います。

造り

歯応えよく、味も濃く、じんわりと脂も感じますね。

タタキ

薬味は大葉、茗荷、生姜、胡麻です。自家製ポン酢で頂きます。食感よく、造りとはまた違う旨さです。

アジフライ

ふんわり、しっとり仕上がります。加熱するとさらに身の味の濃さがわかりますね。

つみれ入り赤出汁

大ぶりのアジですから、アラをこそげて身を取り出し、つみれを造りました。

その後、アラを炙って、昆布といっしょに出汁を取り、赤出汁にしました。

アジつみれとアジの肝が入っています。

このつみれがふんわりして実に旨い。肝もクセがなく美味しいだけでなく、赤出汁をまろやかにしてくれます。

「坂東さんの玉葱」が主役の煮物

 

岡製麺所

綾歌郡綾川町の「岡製麵所」にまたもや行ってきました。

期間限定の「たけのこうどん」を最低2回は食べておきたいですからね。

カウンターの向かいは麺打ち台

卓上のメニュー(ピントがボケました(;^_^A)

前回と全く同じように「たけのこうどん小」と「ちらしの小」

とにかく旨い。出汁と筍がホントに旨いです。自分で筍を料理してもこれほど旨いと感じることはありませんね。地元の筍をお母さんが丁寧に調理されているのがよくわかります。

腰と伸びのある麺も旨いです。この日は出来立ちだったようで、さらに旨い。

この美しさだけで旨いとわかる「ちらし」。これで120円ですから、破格値ですね。

「岡製麺所」の看板猫と遭遇

ポリポリしてました

愛想よく、おとなしいですよ。


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