うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

「味どころ 撰」 その40

「味どころ 撰」をブログにアップするのも40回目になりました。
ホントによく利用させてもらっています。
今年は明石周辺で和歌山のカツオが全くもって入手できていません。高知からのカツオは
従来から明石にはあまり入ってこないので、旨いカツオを食べたくて、4週間の間隔でお邪魔しました。高松には高知のいいカツオが入ってきますからね。それにもう一つの楽しみもあります。
付き出し(1人前の写真です)

カツオ、鰆のタタキ(2人前の写真です)

文句なしのいいカツオです。フワッとした中にいい香りと味わいがあります。
鰆も味が濃く、旨いです。
アコウと筍メバルの煮付け(2人前の写真です)

煮付けを出す前に「筍メバルとアコウのどちらがいいですか?」と聞かれて、悩んでいたら、
大皿に1尾ずつ出して頂けました。贅沢な組み合わせです。
メバルの繊細でしっとりした身は煮付けにうってつけです。アコウも型がよく、上品な脂の乗りで堪能しました。
時しらずの味噌漬け(1人前の写真です)

じんわりと脂が乗って、上品な味わいです。
トラフグ唐揚げ(1人前の写真です)


文句なしの旨さ。大将特製のタレにつけて頂きました。中華風のテイストでしたよ。
いやはや、大将の柔軟な発想には舌を巻きます。
ガシラの味噌汁(1人前の写真です)

ちょうど味噌汁にしたいサイズが見つかったとは大将の弁。
型は小さいですが、いい身をしています。味噌とよく合って、素晴らしい組み合わせです。
破竹の素麺(1人前の写真です)

もう一つの楽しみがこれです。この時期ならではの香川の郷土料理。破竹だけを煮て取った出汁ですが、これが得もいえない旨さ。シャキシャキした破竹の食感も楽しめる珠玉の逸品です。
果物(1人前の写真です)

こちらのお店は最近はネット情報の影響か、県外からのお客さんが増えてきているそうです。
大将は日々いい魚を仕入れることに大変苦労されています。特に瀬戸内で魚が少ない1月〜3月、
時化の日などは魚の種類が少なくなったり、瀬戸内の魚だけで料理を提供できない日もあるようです。
活魚を扱うお店の事情を十分理解していただいて、何度か足を運んで頂きたいお店です。