うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

BLOW BY BLOW / JEFF BECK

永遠の「ギター小僧」ジェフ・ベックが伝説のトリオBBAの解散から約2年後にソロ名義でリリースしたのがこのアルバム。

70年代半ば当時に流行ったいわゆるフュージョン系のテイストで製作されたアルバム。あのジョージ・マーティンをプロデューサーに迎え、ロックとジャズを融合したスタイルが話題となりました。とりわけシングルカットされた「哀しみの恋人達」は文字どうり、ベックのギターが哀愁のあるメロディーを奏でて、多くの人に愛されました。ベックの最大の?ヒット曲になった感があります。この後、ベックはヤン・ハマー等と組んで、さらにこの路線を進めていきますが、僕が安心して聴けるのはこの「ブロー・バイ・ブロー」まででしょうか。ちなみにUKオリジナル盤の迫力ある音は抜群です。