SWの香川県のうどん屋の混雑ぶりはもはや語るまでもありません。しかし、そんな中で抜群に旨いのに、県外人が来ない名店があります。そんな名店の筆頭格が善通寺市の讃州屋です。
国道11号線沿いにあるのに、とにかくわかりにくい。目立たない。
というか、店の屋号を示すものが、印刷が消えかかった看板の小さな文字のみである。もちろん暖簾にも屋号はない。しかし店に入ると
しっかり屋号が書いてある置物というか、看板というか、照明燈が置いてあります。これが店の外に出されているのを見たことがない。どうやら出すのが面倒臭いようである。商売気がないのはいかにも讃岐うどん店らしい。
メニューはシンプル
ここのおすすめは「ぶっかけ」。腰が強く、滑らかで、しっかり小麦の味がする秀逸の麺である。
店内中央に無造作に置かれている(しかしうどんに合うように揚げられて)天かすをかける。
そしてテーブルの上にある唐辛子を細かく切ったものを入れる。まさにぺペロンチーノ。
うどん屋巡りで、すでに2〜3軒食べ歩いた後でもここのうどんはググッと食べられます。麺自体のクオリティーが高いからでしょう。
今流行のセルフでもない、昔ながらのうどん屋で、地元客がゆったりと旨いうどんを自然体で楽しんでいる店です。近くの有名店が大行列の時も待たずに上質のうどんを堪能できます。県外人とさとられないように行ってみてください。お薦めです。