近くのスーパーにこんな張り紙がありました。
最近は「現金決済」ではなく、この「PayPay」とか、「~払い」とか、
売り手と買い手の間に別の業者が入ったキャッシュレス決済が人気である。
そういった決済方法を利用する方が買い手にとってお得であるように推奨する(煽る)
流れすらある。
個人的には売り手と買い手の間に業者が入るんだから、売り手にとっても買い手にとってもお得なわけはないと利用していないんですが、この張り紙を見て妙に納得しました。
素朴に考えたらわかるんだが、中間業者は必ず利益を上げないといけない。
まずは「お得」というイメージ戦略で買い手を囲い込む。そして、売り手に多くの買い手がキャッシュレス決済を希望していると伝える。
売り手は「現金決済だけでは客が減る」「利用者が増える」という圧のあるセールストークに不安を感じ、キャッシュレス決済を導入し、中間業者に手数料を払う。
ところが手数料に見合うほど客が増えるわけではないのも当たり前。理由は多くの売り手が同様のキャッシュレス決済を利用しているからです。
となると、業者に支払う手数料は必ず商品価格に転嫁されているはずです。
結局得をするのは中間業者だけなんです。だから多額のお金を使って利用促進の宣伝をしているんですね。
「お得」と「便利」という言葉には気をつけないといけませんね。
以上、新しいものについていけないオヤジの負け惜しみでした。