ニュースでアニサキスによる食中毒よく報道されている。
ニュースではコロナもそうだが、不安を煽るだけ。
きちんと説明もしない。
冷凍すれば安全ですが、冷凍すると活けの時より当然、味は落ちます。
現在カツオのタタキでも世間では冷凍物ばかりを食べています。
多くの人にとって、冷凍したものにはさほど抵抗がないようです。
すべての魚を冷凍にしたらという意見があります。
これでは日本の食文化は崩壊です。鮮魚店も崩壊してしまいます。
誤解されている人もいるので確認です。
まず、アニサキスは加熱したら死滅します。冷凍したら(冷凍時間24時間と48時間の説がある)死滅します。
鮮度のいいものを買う、生を食べる場合は身をしっかり目視する。食べる時はしっかりと噛む。
ところでなぜ最近、アニサキスが増えたんでしょうか?
興味深い番組がありました。
アニサキスが増えた原因の一つは「鯨の数が増えすぎた」ことのようです。
そうなんです。世界中に鯨が多すぎるんです。
白人社会を中心に「クジラは頭がいいから殺すのはかわいそう」とかいった発想がありますね。賢い鯨を殺す日本人は野蛮で残酷だと言っていますが。
鯨が減った原因の一つは欧米諸国がランプを灯す鯨油のためだけにたくさんの鯨を殺したためです。彼らは鯨油が不必要になると、一転、鯨を保護しようとする偽善ぶりです。日本は肉、骨、皮、油すべてを捨てずに使い切りました。
アンチ捕鯨のため、世界中の鯨が増えすぎて、生態系がおかしくなっています。鯨はアニサキスの大生産工場です。
大型の鯨やイルカが保護されることによって生態系が破壊されています。
昨今のサンマ不漁とも関係あると思います。鯨、カツオも減っている気がします。
魚を食べる鯨やイルカを「賢い」という理由だけで保護していますからね。
では、彼らは賢くないから「牛、豚、鶏」は食べるんでしょうかね。
彼らは「牛などの家畜は食料として育てられているから殺しても残酷ではない」と
正当化する場合もありますが、家畜は自分が食べられるために生まれてきたなんて思ってませんよ。
所詮、人間は殺生しないと食べていけないんですよ。
こういうと「私は菜食主義だ」と言う人もいますが、
野菜も「生物」であり、生命があるんですよ。
胡瓜が切られる時に「痛い!痛い!」と叫んでるかもしれませんよ。
最後に
「魚がなくても大丈夫」という人がいるかもしれませんが、
海に囲まれた日本にとって、「魚食」は生命線です。
魚食を減らすとますます食料自給率が低下します。
もっと鯨を捕獲して、鯨を食べましょう!!