うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

閉店した名店 あたりや 

高松市上天神町のスポーツジム「ジョイフィット」の駐車場の片隅にありました。

「宮武うどん」の系譜である「山内」で修業された大将のお店でした。

2013年11月閉店しました。大将が追突事故にあって、体調が思わしくなく、

満足のいくうどんが出せないという理由による閉店でした。

現在も建物はそのまま残っています。

天ぷらなどを入れていたガラスケース、割ばし、トレイまで残っていますね。

宮武、山内は高松から遠く、高松で宮武系のうどんが食べられるということで、ファンも多かったですね。宮武、山内よりも剛麺でした。大将の気合が乗り移った感じのうどんでしたね。僕もよく訪問しました。

大将はうどんに対して大変厳しく、真面目でした。そのため人気店となって、混雑してくると、お客に対する愛想がなくなり、弟子にも厳しく叱ったりしました。

SNS上でも客、弟子に対する対応を批判されたりしましたが、本来、香川県のうどん店の大将はそんなに愛想がいいわけではありません。

というか、一元さんが常連と同じ扱いを受けなかったことに腹を立てるのが理解できません。店と客はある意味対等ですからね。

そういう観点からすると、SNS時代に合わない昔気質の職人だったんです。

大将がお店を再開される日を祈念しています。

このあたりは香川県のうどんに造詣の深い「メタボ柿原」さんの記事に詳しく書かれています。

https://metabokawa.ashita-sanuki.jp/e708135.html

以下の写真は上のブログからのものです。

エッジとねじれのある剛麺は素晴らしいですね。

さすがに柿原師匠です。写真も美しく、文章も素晴らしいです。


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