そして、ようやく今年初めての「ウミタナゴ」に出会えました。
8月位から脂が乗って、旨味が増してくる魚です。
はっきり言って、夏のウミタナゴは鯛に勝ります(個人の感想です)。
この時期のウミタナゴに対抗できるのは「黒メバル」(オキソメバル)でしょうか?
しかしながら、C/Pはウミタナゴが大きく勝ります。
ウミタナゴだけではさみしいので、キレイなカマスがあったので、またもや買いました。
カマスは3枚におろして、軽く塩をしました。
脂がよく乗っていることもありますが、柔らかい身でした。
塩をして、5時間ほど〆てから、串に刺して、ガスの直火で炙りました。
少し冷やしてから中骨を抜いて切りました。
ほとんでレアです。自家製ポン酢で食べました。
いい脂が乗って、トロリとした旨味がありました。
ウミタナゴはシンプルに塩焼です。
繊細で上品な身です。じんわりと脂が乗って、実に美味ですね。
決して高価な魚ではありません。今日は1尾250円と、高めでした。
明石では全く人気がないというか、魚屋もその旨さを知っている人が少ないです。
その結果、店頭に並ぶことはまれで、たまに「藤永」で売っています。1尾あたり、
100円程度のことが多いですね。
さて、ウミタナゴは塩焼を食べた後も旨いんです。残った骨などを昆布出汁に入れて
潮汁を作ります。
スダチを絞ると一段と旨いですよ。