いつもお世話になっている明石魚の棚の「松田」を紹介させていただきます。
お店は魚の棚を東から入って、最初のT字路にある「肉の森谷」のすぐ隣です。
間口の狭いお店で、看板も下の写真のように見えにくいので、わかりにくいかもしれません。
店主の松田さんがほぼ一人で切り盛りされています。
松田さんのお兄さんもかつてこの魚の棚で鮮魚店を経営されていました。
こちらの魅力は魚の種類の豊富さと価格です。
仲卸業者と良好な信頼関係を築いておられるので、いい魚が低価格で並ぶことも多いですね。そして何よりも松田さんの人柄が魅力です。魚の棚の他の鮮魚店で働いている人もよく松田さんと話をしにやってきますし、松田さん自身も話に出かけます。
この交友関係の広さは鮮魚店だけではありません。松田さんを慕って、多くの人がお店に話にきます。忙しい時は写真左のお店の従業員も自然と松田さんを手伝っています。
みなさん松田さんを慕っておられるのがよくわかります。
さて、肝心の商品ですが、ほぼ一人で切り盛りされているので、人件費が安くつく分、魚の価格がお値打ちになっています。明石の昼網のみならず、自ら藤江の公設市場にも買い出しに行かれているので、各地の旨い魚も並びます。
最近は売れ残りを恐れて、仕入れをしぶくするお店が増えていますが、松田さんは大らかな仕入れをされていると感じます。他の店にいい魚がなくても、こちらにくれば何とかなることも多く、助かっています。
率直で、気さくな方なんで、魚を買わなくても、話をするだけで楽しいお店です。
慣れない方には昔ながらの鮮魚店は「怖い」イメージがあるかもしれませんが、週に1度、3週くらい連続で訪問して、買い物すると、店主とも人間関係ができて、いい買い物ができるようになりますよ。コミュニケーションのない買い物なんて、僕は全く魅力を感じません。
店先の様子です
写真を撮った日は極端に魚が少ない日でした。ごめんなさい。
スーパーばかりで買い物せず、是非一度訪問してみて下さい。