お馴染みのスペック。半世紀以上生き続けている信頼性の高い製品です。

決して広帯域とは言えず、現代のカートリッジと比べると、インパクトが

少ない気がするが、安定感があり、線が細くなったり、神経質になることもなく、

バランスのいい音を聴かせてくれます。

こう表現すると、単に過不足のないカートリッジのように聞こえますが、

その実力の高さはまさに「能ある鷹は爪を隠す」といったところです。

僕はかつて高額の最新カートリッジ(といっても定価9万円台)から

103(当時定価23000円)に替えた時の驚きを今も忘れることができません。

さて、103には様々な兄弟シリーズがあります。

僕が所有していたものは

103S

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