家作りにおいて、僕が大変重視しているのが、「窓」である。
比較的人通りが多い旧市街地の平屋ということもあって、
防音、防犯対策は避けて通れない。また、窓を開けられる機会も
減るだろうから、断熱性能も重要である。
迷わず樹脂サッシを選ぶことにした。
僕の理想に合致しそうな樹脂サッシといえば、
エクセルシャノン、大信工業などが浮かぶが、サッシのバリエーション、扱う
YKK APW330をサッシとして選択した。
APW430も考えたが、防音性能に差が感じられなかったし、商品のバリエーションが330に比べると少し少なく思えた。
防音については選択するガラスの厚み、質が重要だということがわかってきた。
YKKのガラスバリエーションです。
防音に関してはプラマードUを追加することが、効果的で、効果を考えるとコストが安いと思った。
APW330には「防犯合わせ複層ガラス+LOW-E」を採用した。
本当は「防犯合わせ複層ガラス(防音タイプ)+LOW-E」
にしたかったんですが、
APW330では設定できないとのこと。アルミ・樹脂の複合サッシエピソードなら設定できるそうだが、普通の「防犯合わせ複層ガラス」でも防音性能は高いので、よしとしました。
周波数1600Hz の場合のガラスの防音性能
防犯合わせ複層ガラス(防音タイプ)
異厚複層ガラス(5mm+3mm)
防音性能が高いと言われるガラスです。
通常のペアガラス(3mm+3mm)
全音域のデータ比較
いろいろと思案した結果
寝室とオーディオルームには「異厚複層ガラス」のプラマードUをプラスした。
LDKには「5mm単板」のプラマードUをプラスしました。6mmもいいかなと思いましたが、勝手口や浴室はプラマードUをプラスできないので、LDKは5mmでいいかと達観しました。