C34縦型ハークネスとを使い出して、7年が過ぎた。
すぐに諦めて買い替えに走る傾向のある僕にとってはかなり長く持っていると
思う。
思い起こせばヴィンテージオーディオに目覚めてから、
アルテック604-8G, JBL Lancer 101, TANNOY ⅢLZ,
JBL C36(001), JBL C38(030), JBL トリムライン、
JBLマルチシステム[ 075(HIGH), 375+ 537-500(MID), 2205B(LOW)]
JBL D1002(001) といろんなスピーカーを使ってきたが、
現在手元にあるのは JBL C34(001), JBLトリムライン、JBL C38(030) の
3セット。
定年も近づき、新たな大型システムを買う余裕がないのが一番の要因だと思うが、
C34にこれといった不満もなく、ストレスなく音楽を楽しめている。
JBLの純正システムだけあって、下手な素人がするマルチシステムよりもずっと
バランスのいい音を聴かせてくれる。
このC34にも多少の変遷はあった。
このC34はヤフオクでアメリカの業者から購入したもので、当時のスピーカーは
ステレオをさして意識していなかった(というか1本売りも多かった)ため、左右のドライバーの位置が違って、いわゆるミラーイメージにならないことが多い。
僕の駄耳では全く気にならないですが、最近ではミラーイメージにこだわるヴィンテージファンが多いようで、ヴィンテージオーディオ業者もわざわざバッフルを米松で新たに製作して、ミラーイメージにすることがあるようだ。
当方のC34にもいろいろありました。
片側の130Aのセンターキャップを損傷させてしまうという悲劇
内部配線もWestern 復刻16GA 変えました。
何といっても大きな変更は購入時のファットターミナル仕様の130A
を半田仕様の130Aに入れ替えたことです。これで片側の130Aの損傷という悲劇から逃げることができました。
このウーファーがまたいい!よりパリッとした軽快な音色です。これこそ130Aの低音ですね。130Aはグレーフレームで、コーン紙番号が130-202あるいは21057のモノがいいですね。端子もファットターミナル(大端子)で。175もやはりグレーフレームが良さそうですね。
ネットワークのN1200はケーブルをドライバーでかしめる古いタイプがお薦め。古ければいいわけではないでしょうが、JBLは古いものの方が物量を投入されています。それはLancer101 のLE14Aで経験しました。
こちらの記事を見て下さいhttps://menkui375.hatenablog.com/entry/20100228/p1
C34をドライブするアンプは JBL SG520 +SE400S の純正コンビ。
この組み合わせは全く変わっていません。
JBL SA600も面白いと思います。C34を鳴らすことにかけては、SA660よりSA600が
いいと思います。ちなみにSA660+JBLトリムライン、SA600 + JBL C38という組み合わせで現在使用中です。
C34と真空管アンプとの相性は時代的にはベストマッチなんですが、-
僕の個人的好みでは トランジスタアンプの方がいいです。
こんな記事も書いてましたhttps://menkui375.hatenablog.com/entry/20111112/p1
JBLアンプはもちろん、他にもいろいろ相性がいいのでは?と想像できるアンプがあります。是非試して下さい(僕はもう経済力がありません)
いろいろありましたが、使用期間が長いということは僕の好みに合っているというこででしょうか。
下のC34は僕の個体ではありません。