恥ずかしながら、土地を購入する際には地盤についてあまり考えてなかった。
ハザードマップで、河川氾濫による浸水、高潮による浸水に
留意していたくらいでした。地震の揺れについてはどこをとっても大きな差は
なさそうだった。利便性を重視して、平地の旧市街に近い場所を購入した。
土地を購入した後にいろいろ考えだした。
購入した旧市街の土地は海抜2~3mで、昔は三角州地帯だったようだ。契約後、地盤調査(スウェーデン方式)の報告書を売主からもらった。
いろいろな工務店を回った時に資料として持参した。
「地盤改良の必要はないでしょう」という意見が2店。
「スウェーデン方式で調査すれば地盤改良必要と出ますが、表面波探査法なら地盤改良の必要なしになるでしょう」という素人には不安な意見が1店。
「建物の間取りが決まってから地盤調査しないと何ともいえない」が2店でした。
僕もネットの地盤ネット
で自分の土地を調べると「55点」と良くない点数に思えた。
液状化と浸水リスクが高かった。マズいなあと思ったが、
利便性重視なんで、仕方ない。
大体間取りが決まり、最終的にお願いすることにした工務店が「今後の建物の仕様などの予算に影響することなんで、地盤調査をさせてもらいたい」という申し出があった。
僕もいったいすべての費用がどれくらで収まりそうか知りたかったので、55000円出して、スウェーデン方式で地盤調査をお願いした。
その結果は やはり改良の必要ありとのこと。
地盤改良の方法は 「柱状改良工法」。深さは3m程度らしい。
ただ、こちらの会社でいう「柱状改良」はセメントによる柱状改良ではなく、「砕石パイル工法」のことであるらしい。
支持層が比較的深いところにあるので、鋼管杭工法にすると2~3倍の費用がかかるとの説明でした。
「砕石パイル工法」は比較的新しい地盤改良の方法で、ネガティブな意見もあります。
まだ見積もりはできてないが、価格は60万~80万位のようです。
個人的な素人考えでは 鋼管杭 ≧ 砕石パイル > セメントによる柱状改良
という順位で好みだったので、
工務店を信じて任せるしかないかなといったところです。
これでキッチンのグレードを落とす必要が出てきました。