うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

施工会社選び

家作りの中で一番難しいのが家を建ててもらう建築会社の選択だと思います。

おおざっぱに分類すると大手ハウスメーカーと地元工務店ということになります。

こちらの希望を伝えて、プラン、概算見積もりを出してもらって、気に入った会社を

選べばいいのかもしれないが、これが難物である。

特に概算見積もりは曲者である。よく目にする建物本体坪60万とかいった表示はまるであてにならない。見積もりの細目がわかりにくい。例えば屋外の給排水工事をとっても、建物本体の価格に含まれている会社もあれば、付帯工事として上げている会社もある。

この他にも様々な項目があって、何が本当に妥当な内訳なのかすれわからない。

素人としては、要はちゃんと住めるために総額いくら必要かがわかればいいのである。しかしそれでも疑問点は多い。

プランの施工面積も違えば、機器等の仕様も違う。もちろん自分の希望と合わないプランも多かった。

そこで、僕は住宅の床面積、キッチン、フロ、外壁、床、内装、サッシ等のすべての仕様を指定してそれを基にちゃんと住めるための総額の概算見積もりを出してもらうことにした。動き出したのは建物完成予定の1年半前のことです。

ハウスメーカーA 

着工まで時間があるので、見積もりは出せないをつれない返事。あまり相手にされていない感があったが、4カ月ほど経って突然の電話。あちらの会社の都合で、見積もり可能になったんだろうか?こちらの気持ちはもう冷めていた。

ハウスメーカー

敷地図や多くの情報をコピーし、プランと見積もりを出すといいながら、3カ月間音信なし。こちらがしびれを切らして電話で問い合わせると、「見積もり出します」と言ったが、その後も連絡なし。論外の会社であった。

工務店

ハウスメーカーBと同様、訪問してから、2カ月音信なし。電話すると、「いろいろあって・・・」と口を濁す。その時点でお断りした。その割にはDMがいまだに来ます。

ハウスメーカーBよりは腹は立たなかった。

工務店

比較的好印象であった。ただ、総額が予算超過していたので、渋っていたら、地盤調査の方法をスウェーデン式から表面波探査にすれば地盤改良費用がいらなくなるとのこと。こちらからすると同じ土地なのに、地盤調査方法によって、地盤改良費用が変わるのは理解できないなあと思っているうちに、面倒になって自然消滅。

工務店

良心的でいい会社だったが、どうも話が通じにくい。そして時間が経過しても話が進展しない。こちらから連絡しないと向こうからもない。自然消滅かなと思ったら、3カ月位たって、僕の希望とは違うプランと見積もりが届いた。全く腹は立たないし、スタッフもいい人ばかりだったが、何かかみ合わない。お断りしました。

工務店

営業の方の反応もよく、こちらの希望を聴きとる能力も高かった。とても話が進みやすいという印象。しかし。プラン作成に1か月以上かかった。見積もりを出してもらうのにさらに1か月かかった。しかも希望とは違うプランであった。見積もりも口頭での総額であった。しかもプラン作成費用3万を請求された。営業はプラン作成前にこちらに伝えたと言うが、僕も家内も記憶がない。水かけ論になっても嫌なので、3万円払って、連絡を取るのをやめた。

工務店

仕事が早く、好印象。こちらの意見もよく取り入れてくれるが、価格が高かった。

仕様は僕の希望より少し落としていた。

 

最終的には 工務店Fになりました。全体のスケジュールがゆったりしていて、バランスが良く感じます。営業の方はこちらの希望を的確にとらえる力があると感じました。

見積もりも細かく出してくれ、わかりやすかった。価格も仕様を考えると良心的です。

 

この中で複数回にわたり話をしたのは 工務店B,C,D,E,Fの5社でした。結構回りましたね。ハウスメーカーはどうしても高額になる傾向があるんで、あまり相手にされてなかったんでしょうね。ただそれならいろんな資料をコピーしなければいいのにと思います。

 

まだまだこれからどうなるやら。