うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

鮨舳

高松市瓦町の「鮨舳」に行ってきました。

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店内に入ると写真撮影禁止なんで、写真はここまで。

僕は「鮨のみのおまかせ」。家内は「鮨とつまみのおまかせ」です。

僕が頂いた「鮨のみのおまかせ」は

甘ガレイ

赤貝

サクラマス

小アジ

中トロ漬け

カスゴ

鰆炙り

アコウ

ハリイカ

剣先イカ

カツオ漬け

タイラギ

煮蛤

赤身漬け

大トロ漬け

コハダ

赤ウニ

鰆漬け

煮牡蠣

穴子

玉子

以上 21品でした。

全品美味しいのですが、とりわけ甘ガレイ、サクラマス、小アジ、鰆炙り、煮蛤、赤ウニ、煮牡蠣が良かったですね。

こちらの小アジ、カスゴなどの小魚を絶妙の塩梅で〆た鮨が大好きなんです。

また大将自ら仕入れに尽力されて佐賀県産の赤ウニは口どけがよく、何とも言えない甘みが秀逸でした。

地元多度津の白方牡蠣を使った煮牡蠣は酢飯と煮牡蠣の間にこれまた自家製の牡蠣味噌をはさんで握られていますが、これは絶品!牡蠣を味わいつくせました。

この春豊漁の地元産鰆は炙りが一番ですね。春とはいえ、脂が乗ったものを選んでおられます。地元の鮮魚店と信頼関係ができていますね。

最近の高級江戸前鮨店の傾向として、全国の行脚しているお客を満足させるため、

全国から最高の食材を集める傾向があります。それ自体悪いことではないのですが、

全国どこに行っても同じような鮨になったり、東京の価格に近づいてしまうという弊害もあります。ここ「鮨舳」はできるだけ地元産の食材を使おうと努力されていますね。

鮪などは仕方ないと思いますが。今回の鮨のうち地元素材は半分弱といったところでしょうか。他の高級江戸前鮨店と比べると、地元産は多い方ではないかとおもいますよ。

今後の展開がますます楽しみです。