先日、馴染みのオーディオ店て、カタログを見つけました。
価格を見て、もう一度、0の数を数え直しました(^_^;)
http://www.saec-com.co.jp/tonearm/
何と 119万円!
あのダブルナイフエッジを WE-407/23 をモデルにしたアームです。
40年以上前の 407/23 の価格の10倍以上です!
予約制とはいえ、びっくりしました。
トーンアームは超精密機械ですから、今、製造するとなると、任せられる
金属加工会社もたいへん少ないでしょうし、仮に10万円台で販売しても、
どれだけ売れるか未知数ですからね。製作・設計費用、金型の費用を考えると、
単価が高くなるのは仕方ないところでしょうか。
それにしても驚きでした。
僕はかつて WE-308Lというダブルナイフエッジではない、
ロングアームを使用していた時期がありました。
SAECのアームは精度が高く、しっかりした作りで、安心して使用できたことを
覚えています。
今、アナログ人気があるとはいえ、リスクを承知で、このような商品の販売に
踏み切った企業としての矜持に敬意を表したいと思います。