2014年2月以来、2台所有しているトーレンスTD124MkⅡのうちの1台は
Wアーム仕様にしていました。https://menkui375.hatenablog.com/entry/20140209/p1
写真奥のFR64は特注で作成してもらったアームベースに装着しています。
アームベースは木製で、ラックの上にフェルトを介してポンと置いてあるだけです。
当時はできるだけ多くのカートリッジを交換の手間なく使いたいという気持ちが強かったんですが、Wアーム化によって124MkⅡのデザインを損なうことは避けたいという気持ちもありました。その結果が上の写真のようなWアームとなりました。
ここ3~4年は手前のSMG212にSPUを装着、FR64にGE-RPXを装着していました。
そして、もっぱらGE-RPXでmono盤を聴いていました。
そしてステレオ盤は Elac Miracord 10H + Shure M3D で聴いていました。
ちなみにGarrard 301もWアーム仕様です。
こちらはWアーム前提のしっかりしたキャビネットを特注しました。
いろいろとレコードを聴いていると、124MkⅡ+FR64+GE- RPXで聴くモノ盤の
音質が??と思うことがありました。システムをいじる面倒さもあって、うすうす原因はわかっていた気がするんですが、気持ちをごまかしながら横着を決め込んでいました。しかし、決断の時がきました。
同じモノ盤を124MkⅡ+FR64+GE- RPX と Elac Miracord 10H + Shure M3D
で連続試聴した結果、Elac Miracord 10H + Shure M3Dの方が、ノイズ感の少なさ、
明晰さが明らかに勝っていました。
FR64が悪いわけではありません。アームベースが軽量な上、しっかりと固定されていないことに起因する振動が音を濁していた気がします。
Wアームをあっさり諦め、SMG212に GE-RPXを装着し、モノ盤を楽しんでいます。
FR64は次の出番を待っています。
ちなみに 現在のシステムは
① Garrard 301+SME3009Ⅱ+FR64S
JBL SG520+SE400S
JBL C34(001)
② Elac Miracord 10H Thorens TD124MkⅡ+SMG212
Dynaco PAS3 + Stereo 70
JBL D1002(001)
③ Elac Miracord 10H
JBL SA600
JBL C38(030)
④ Thorens TD124MkⅡ+SME3009Ⅱ
JBL SA660
JBL Trimline
以上です。今回の内容は主に②のシステムでの比較でした。