うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

INSPIRED ABANDON / LAWRENCE BROWN'S ALL-STARS WITH JOHNNY HODGES

ローレンス・ブラウンのリーダーアルバムではあるが、
実質的にはホッジスとの双頭リーダーアルバムといった感じのアルバム



もちろん他のメンバーはエリントン楽団のメンバーが多いです。


しかしながら、ベースにリチャード・デイヴィス、ドラムスにガス・ジョンソンを
起用している点がサウンドに大きな影響を与えていると思います。
特に、デイヴィスのベースの存在感がスゴイ!軽やかに唸っています。
ジョンソンのドラムスも明るく歯切れよくスウィングしています。
エリントン楽団の演奏とは違ったテイストをこのアルバムに与えています。
なお、ホッジスの息子 Johnny Hodges Jr. が2曲でドラムスを叩いています。
ところで、リーダーたるブラウンと相棒のホッジスは共に、アルバムタイトル通り、
他のメンバーに触発され、自由奔放にプレイしながらも、
彼ら独自のリリシズムに満ちた演奏を披露しています。好アルバムです。