うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

天地真理 初期シングル盤

昭和の歌謡史を語る上で、忘れられないアイドルです。
1971年、TBS系人気番組『時間ですよ』でギターを爪弾きながら歌っていた姿が印象的です。。
同年10月にアイドル歌手として「水色の恋」でデビューし大ヒットしました。以後、1974年までにかけて「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」「恋人たちの港」「恋と海とTシャツと」「想い出のセレナーデ」などの大ヒット曲を発表しました。
当時、南沙織小柳ルミ子とともに『三人娘』と呼ばれていました。ヒット曲の多くは主に森田公一が手掛けていましたが、僕は浜口庫之助による「小さな恋」が好きでしたね。70年代初期における天地真理ブームは老若男女を問わずスゴイものがありました。テレビで冠番組の『真理ちゃんシリーズ』が放映され、まさに国民的アイドルでした。瞬間最大的な人気においてはどのアイドルもかなわないのではないでしょうか?
彼女の歌唱力に関してはあまり評価されることはなかったですが、もともとは国立音楽大学附属高等学校声楽科の出身ですから、実力はあったはずです。しかしながらスーパーアイドルゆえの過密はスケジュールのため、彼女は喉を傷めたようです。後期の唄声は特に艶を欠いたものになってしまったのはかわいそうでした。
そんな彼女の初期のシングル盤を聴いてみました。

やはり、個人的には「水色の恋」、「ちいさな恋」がいいですね。