僕の故郷、姫路が最近、急激に変化しつつあります。
駅前の再開発を筆頭に、妙に小ぎれいな雰囲気の街に変化しようとしています。
神戸のマネなんかしてほしくないんですが。
姫路の良さは雑然とした中にある落ち着ける雰囲気にあると思うのは
僕だけでしょうか？
今や、山陽電車の高架あたりと、この「あさひや」界隈が、古き佳き姫路の
情緒を残す、数少ない地域になりました。
さて、「あさひや」さんです。
これぞ大衆食堂といった趣ですね。
とりわけ照明付きのメニュー看板を見て下さい。
これはもう文化財です。机と椅子も実にいい感じです。
昼間っからおかずをアテにビールを飲んでるオジサンがいたり、
一人で食事しているおばさんもいたり、親子連れあり、
まさに雑多な客層です。
ラーメンとバラ寿司をお願いしました。
通常のバラ寿司では量が多いので、お願いして、半分の量にしてもらいました。
これはメニューにはありません。
ラーメンは味わい深く、懐かしい旨さ。
バラ寿司は穴子、錦糸卵など具材も多く、まさにオフクロの味です。
家庭的な雰囲気の中、ゆったりと食事ができました。
いつまでもこような空間が続くことを切に希望します。
