高松市仏生山町。歴史ある門前町です。
風情のある街並みには歴史を感じます。
そんな仏生山の商店街にある「美食クラブ」。
お店の名前を口にするのがちょっと照れくさいですが・・・
3800円のおまかせを頂きました。
大将というよりはシェフといった面持ちの店主と
女性の二人で切り盛りされています。
頂いたものは
付き出し
豆乳のゼリー寄せ、イチジクのセミドライのせ。
蛸の炙り
蛸の皮を引いて、鱧の骨切のように包丁を入れてから炙ってあります。
山芋がしいてあります。酢味噌で頂きます。
枝豆の真丈
松茸が添えられています。
小海老とさつま芋のつまみ揚げ
カラっと揚げられています。紫蘇を乾燥させたものが
振りかけられていて、風味が増しています。
スズキの低温ロースト
真空パックしたスズキを低温のお湯の中で7分ほど
温め、皮目を後で炙っておられました。
ごぼうを揚げたもの、三豊茄子が添えられています。
チーズに見えるものは栗を粉末にしたものです。
スズキがパサつかずに頂けます。もう少し、スズキに味が付いていてほしかったですが。
秋刀魚のオイル漬け・漬物・赤出汁・引田の新米
オイル漬けの味付けは絶品です。沢庵は燻製したもので旨いです。
赤出汁は独特の酸味がクセになります。新米の旨さも格別でした。
デザート
胡麻のアイスクリーム
ねっとりした食感が楽しいです。
こちらの料理は事前に十分な下ごしらえがなされており、
スタッフが少なくてても、流れよく料理が提供されます。
従来の和食の枠にとらわれず、独創的で、一工夫されており、なかなか勉強になります。
今後の料理の展開に期待したいとおもいます。