うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

つむぎ

自宅近くにあって、8年くらい前に2度訪問したことがありました。
久しぶりに行ってみたくなり、予約しました。

カウンター9席。小上がり8席程度のこじんまりしたお店で、
大将が一人で料理を切り盛りされています。
こちらの特長は目立たない住宅街にあることもあり、
いわゆる「大衆的居酒屋メニュー」と「魚を中心とした和食料理屋メニュー」の両方を
提供しているということです。居酒屋メニューは紙のメニュー表に、
和食料理屋メニューは黒板に書かれていると考えていいようです。

このあたりのバランスが実に楽しいお店です。
この日食べたものは
付き出し

シラスとくらげの小鉢。2人に違ったものが出されました。
造りの盛り合わせ

石鯛昆布〆、石鯛の肝、サワラタタキ、ミナミマグロ、剣先イカ、タイラギ
特にサワラはいいものを仕入れられてましたね、剣先、タイラギもいいモノです。
石鯛はちょっと塩がきき過ぎてました。
シマアジのフライ

初めて食べる調理法です。これはイケますね。ほっこりして、
青魚特有のにおいが全くしない上品な味です。勉強になりました。
豚しゃぶサラダ

居酒屋メニューですね。写真を撮る前に食べてしまいました。
実際はもっと量が多いですよ。お店の名誉のため、強調しておきます。
こちらの野菜、なぜか旨いです。
そら豆の塩茹で

シンプルでこれに勝る調理法はなし。大粒で旨いです。
焼き穴子炙り

ふっくらして旨い穴子です。鮨屋のアテを思わせる味です。
穴子新香巻

焼き穴子が旨かったので、思わず注文しました。鮨屋さんではないので、
見た目の悪さはご愛嬌。しゃりが多過ぎたのですが、固くなりすぎず、
軽い食感でおいしく食べられましたよ。

こちらの魚は明石の魚に拘らず、かなり良いものを仕入れられています。
また調理法もいろいろ工夫されていて、何を食べようか迷ってしまいます。
メニューが少し多すぎる気がしないでもないですが。
おのお店は2人までの大人で利用する時は魚を中心とした和食料理店として、
家族、グループでは居酒屋をして利用できます。
利用する人のニーズに合わせて使えるお店だと思います。