アコリバの製品で今まで購入したのはショートピンだけでした。なかなか重宝しています。
ピンケーブルや電源関連にも興味はあるんですが、高価格でなかなか手が出ません。
長年使ってきた接点復活材(Setten No.1)がなくなってきたので、少々高めですが、買ってみました。
「導通向上クリーナー」という物々しい名前です。スプレー式で、金属製の丈夫なノズルがついています。RCAプラグ、電源プラグ、シェルの接点、リード線の接点、スピーカーコードの先端など、綿棒の先にスプレーして、綿棒で磨きました。JBLアンプやネットワークのスピーカー端子は穴径が小さすぎるので、穴に直接ノズルから少量スプレーしました。
さて、その効果のほどですが、スゴイですね。大雑把にいうと、情報量が増えて、楽器の音色に艶がでます。楽音の余韻をうまく表現してくれます。
特にMarantz 7F+ IPC AM-1029 + C38(030)の組み合わせにおいて効果がありました。
SA600 + C36(001)ではもちろん、効果はあったのですが、少し神経質に感じることもありました。
SG520 +SE400S + C34(001)では変化自体は一番控えめでしたが、音質は向上しました。
この手のクリーナーを使用する際の大原則ではありますが、やはり「つけ過ぎ」は禁物でしょうか?ほどほどを自分で見極めることが大切ですね。
でも少なからぬ出費をしているわけですから、すべての接点に使ってみたくなるのが人情というもんではないでしょうか?
時間が経って、どう変化していくかが気になるところです。
結論としては、「買って良かった」と言える商品でした。