うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

C38 + カバサクラボード

JBL C38(D130+075)のシステムの足元が整いました。C36と同様、5センチ厚のカバサクラ集成材でボードをオーダーしました。以前と同じ広島の山根樫材にお願いしました。GW中で、配達日については無理をお願いしましたが、無事到着しました。本当に良心的な仕事ぶりです。


やはりこのボードはいいです。見た目もいいですし、音が硬くならずに、しなやかさと透明感が増します。低音の濁りもかなり取れます。C38(030)も徐々に調子を上げてきました。C36(001)との比較では、C38の方が押しの強い迫力があります。反面、繊細さ、しなやかさは劣り、多少粗い感じがします。やはり075と175の音質の違い、ウーファーの受け持つ帯域の違いがよく出ていると思います。030は高域はよく聞こえますが、いい意味でドンシャリでしょうか?もっとも001も程度の差こそあれ、そのような傾向はありますが。
C38(030)はMarantz 7復刻+ Luxman KMQ8 という真空管アンプで鳴らしています。C36(001)はJBL SA600という純正ベストマッチです。アンプの違いもあると思います。それにしてもこの時代のJBLのシステムは良くできています。
予想外のハプニングですが、030は能率が高すぎて、Marantz7F,KMQ8もかなりレベルを絞っているのですが、出力の高いカートリッジではMarantz7Fのメインボリュームがほとんど上げられず、ボリューム位置が8時にもなりません。このあたりの位置では左右のバランスが狂いやすく、出力の低いカートリッジを使う方がいいと思いました。ちなみに写真を撮った日はShure M44-7でした。次はV-15typeⅢあたりにしたいと考えています。