うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

ガス人間第一号

1950〜60年代に東宝によって製作された「空想科学映画」の第3弾。「美女と液体人間」、「電送人間」も観たことはありますが、私見では、やはりこの「ガス人間第一号」が一番の快作だと思います。一応主演は刑事役の三橋達也ですが、ガス人間役の土屋嘉男の怪演が見ものです。芯の強い女性を演じる八千草薫と土屋嘉男の絡みが何とも言えません。監督は本多猪四郎ゴジラ映画の監督ですね)。大人のためのSFであり、ホラーであり、悲恋映画でもあります。ホントに昔の日本映画はすごかったですね。