うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

GWの憂鬱

例年この時期の香川県は県外車でいっぱい。しかし、今年はさらに嫌な予感。例のバラマキ政策による高速料金の値下げでどうなるやら。我が物顔の県外車が排気ガスをまき散らし、違法駐車を繰り返す。安いうどん代金を払うだけで、ほとんどは日帰り。香川の経済を潤すとは思えない。今回の値下げの理由の一つは、好きな言葉ではないが、「地方の活性化」らしいが、本当に効果はあるだろうか?逆に四国から多くの人が関西に買物に来ているのが現状だ。その証拠に神戸垂水の「三井アウトレット」はとんでもない混雑ぶり。高松、徳島の商店街の惨状はさらにひどくなる気がする。要は自動車産業のことだけを考えた政策だろう。定額給付金よりタチが悪い。定額給付金で不幸になる人は少ないが。高速値下げにより、船舶、鉄道、バス等の輸送機関はとてつもない打撃を受け、路線廃止にまで追い込まれているところもあるやに聞く。そこで働いている人たちはどうなるのか?それを利用していた高齢者をはじめとする生活弱者はどうなるのか?いったん廃止されたものはまず復活できない。結果として、巨大な力を持つ自動車産業と都市部の大資本だけが得をすることになるんだろう。弱いものいじめになるだけか。またこの環境重視の時代にガソリンまき散らしを推奨する国がどこにあるんだろうか?
僕が車に乗らないから言っているのではない。バイクは2台持っているし、高速も利用する。しかし、反対です。
しかし、当面の問題としては渋滞と、うどん屋の大混雑かな。気がめいります。