我が家のオーディオシステムもそろそろ整理を考えなければ
ならない時期になってきました。
それなりのサイズのスピーカーシステムを4セット維持していくのは
なかなか大変です。一番小型が JBL Trimeline ですが、これとて現在の
一般家庭の基準からすると大きいスピーカーの範疇に入ってしまうのでは
ないでしょうか?
この20年くらいもっぱらヴィンテージオーディオを楽しんできたので、
最近のオーディオ事情についてはよくわかっていません。
気楽に誰でも聴けて、映画鑑賞にも使える小型スピーカーを物色してみました。
価格はペアで実売5万程度です。
安いものから
ヤマハ NS-B330
ハイレゾ対応という触れ込みが気に入りませんが、ウーファの材質が気に入りました。
これはかつての名機 NS-1 Claccis のコーン紙と似ていますね。もちろん、背面の磁石やエンクロージャーの素材は全く違うと思いますが。コーン紙に魅力を感じました。
Wharfedale Diamonod 220
UK製のスピーカーに対しては結構いい印象を持っています。
Wharfedaleは老舗のメーカーで、写真ではわかりませんが、高音ユニットが
なかなか凝っているのに注目しました。
KEF Q350
これは多少値が張りますが、同軸2wayユニットが魅力ですね。
しかしながら、上記3スピーカー、能率が低いですね。現代のスピーカーの
傾向ですが。せめて90dbは欲しいですね。
中古を考えると
ALR/JORDA Entry S または M
サイズは大きくなりますが、 Victor Sx-500シリーズ
せめてSX-500くらいのサイズは必要かなと思ってしまいます。
この時代のユニットはアルニコ磁石を使っているのも魅力ですね。
最近はスピーカー選びで、試聴をしたことがないので、
ほとんどは直感で決めてきました。
まあ、使用する部屋もアンプも違うわけですから、試聴しても、
さして意味はないかなと開き直っています。
もちろん価格という最大の条件はありますが。
いろいろ悩むのは楽しいものです。
しかし、JBLヴィンテージに慣れた耳に合う小型ブックシェルフは
あるんでしょうか。